留学の種類
海外留学のハードルが非常に低くなっている現在では、様々な留学形態が選択肢としてあります。自分にあった留学方法を知るためにもまずは留学の種類をしっかり学んでみよう。
インターンシップ
インターンシップとは、「就労経験」を積むことを主な目的として、海外の企業にて働く(研修する)ことをいいます。
インターンシップでは、様々な企業で働くことができるが主に「体験」を主目的とする無給インターンシップと、「就労」を主目的とする有給インターンシップの2種類があります。
無給のインターンシップは、「体験」を目的として行われるインターンシップで一定期間語学学校などに通い語学力(基礎的な英語力やビジネス英語など)を向上させた後、短期間にて行う場合が多く、インターンシップの期間は、通常1ヶ月程度~3ヶ月程度。国によっては長くできるが、無給のためあまり長期で働くにはモチベーションが上がりにくいです。一般的には短期間で経験的に行うインターンシップのため企業内での役割や仕事内容に物足りなさを感じることも少なくなく、表面上の浅い経験しかすることができない場合も。
逆に有給インターンシップは、経験より「就労」目的の側面が強く、採用する企業も「従業員」を採用する気持ちで採用活動を行っており、そのため完全にその企業の従業員として働くことになり、より深くその企業で仕事をすることができ、結果大きな経験を積むことが可能。有給インターンシップは、最低6ヶ月以上、通常は1年~1年半までのインターンシップ期間になることが一般的です。有給インターンシップでは、学歴などある程度の条件を満たしていれば、ほぼインターンシップのプレスメントが可能です。
インターンシップの気になるポイント
無給インターンシップ参加条件 | 有給インターンシップ参加条件 | |
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学歴・職歴 | 不問 | 【高校卒、1年制の専門学校卒以下の場合】 5年以上の職歴 【2年制の専門学校、短期大学、4年制大学卒の場合】 1年以上の職歴 【大学新卒、大学在学中】 職歴なしで参加可能。 |
年齢 | 18歳以上で上限はなし。 | 20歳~40歳程度まで ※上限は職歴により要審査 |
英語力 | 中級~上級が一般的。 但しアメリカの場合、初級から受入の可能性有り | 初級~上級まで可能 |
期間 | 4週間以上 | 12ヶ月以上最長18ヶ月まで |
給与 | 支給されない | 支給(月給500ドル~2000ドル) |
ボランティア留学
ボランティア留学とは?
ボランティア留学とは、主に海外の団体や施設などで従業員又はスタッフの一員として働くプログラムです。インターンシップと異なり、給料が支給されることはないですが、旅行や語学留学などでは体験できない海外の人々との交流や仕事体験をすることができます。ボランティア先は、世界中に多種多様あり、期間や参加資格などはボランティア先により異なります。
ボランティア留学では、単にボランティアだけを行ってもいいですし、語学留学、語学プラスα留学などと組み合わせてご参加頂く事も可能です。ご希望によりアレンジ可能なプログラムとなっております。
ボランティア留学の種類
企業系ボランティア
一般企業に従業員のお手伝いとして職場体験をさせてもらうボランティア。インターンシップとは異なり給与は出ませんが、海外の企業現場で働くという貴重な体験をすることができます。
施設系ボランティア
老人介護施設、幼稚園、博物館、美術館など海外にある様々な施設でのボランティアです。人々との触れ合いを通じて、様々なことを体験することができます。
動物系ボランティア
海外のアニマルシェルター(動物保護施設)やイルカ保護施設にて施設のスタッフとして働くボランティアです。大好きな動物と触れ合いながら、通常の留学では味わうことのできない貴重な体験をすることができます。
日本語教師アシスタントボランティア
海外の小中高校の日本語クラスにて、教師のアシスタントとして働くボランティアです。生徒、先生、地域の人々と深く交流を持つことができ、英語力の上達にも非常に役立ちます。