日本人の海外旅行先でハワイは今も昔も大人気。
快適な気候、美しい海に囲まれたハワイは留学先としてもおすすめの環境です。英語を伸ばすための語学留学だけでなく、ハワイのコミュニティカレッジ(コミカレ)や大学進学を目指す学生も少なくありません。
そんな学生を受け入れる語学学校も多く、あなたの希望に合わせた学校・コース選びが可能。ハワイ旅行がてら短期でちょっと英語を勉強してみたい人から、長期、大学進学のための準備コースも用意されています。
おすすめのハワイですが、誰もが気になる留学費用。他の都市に比べて生活費用が高くなりがちですが、ハワイの語学学校の中には費用が格安なところもあります。
大好きなハワイで英語をマスターしたい、大学へ進学したいなどの夢があるあなたへ、このページでハワイ留学のいろはを学びましょう。元留学エージェントの私が、いくらかかるか気になるハワイの留学費用をご案内、おすすめの語学学校も紹介します。
ハワイ留学のメリットや留学費用、大学進学について知ろう
ハワイがなぜ日本人に愛されてやまないか、もちろんショッピングや娯楽施設が多いことも挙げられますが、留学の観点から見ると快適で過ごしやすい気候が理由の一つ。
常夏の島、と呼ばれる通り年間を通じて温暖、夏と冬があるハワイですが、夏は日本のように蒸し暑くはなく、乾季にあたるためむしろビーチで過ごすには最適。雨季となる冬でもしとしと降り続くのではなく、さっと雨が降るだけ、気温も最低でも20℃あります。
語学留学をして英語の勉強をするにも蒸し暑くイライラすることもなく、ちょっと行き詰まったらビーチへでかけてぼーっと海を眺めるだけでもリフレッシュできます。
そんな南国の楽園ハワイは観光都市でもあるため、留学するにもやっぱりお金、費用がどれくらいかかるかは気になるところ。小学生や中学生、高校生の夏休みや、社会人の貴重なお休みを利用した短期留学から、高校を卒業したあとの大学進学留学など、留学の種類によって費用も異なります。
このページではそんなハワイ留学に必要な基礎知識から、気になるあれこれについてご案内をしていきます。
基本情報、気候や留学生活に必要な持ち物
留学先をハワイと決めている多くの場合、ハワイの魅力の虜になった人がほとんど。中には留学するならハワイ、なぜなら家族が遊びにいったときに案内してもらえるから、と家族推薦でハワイ留学を選ぶこともあるようです。
そんなハワイ留学について、まずは基本情報、気候や降水量について調べてみました。それから、留学するなら日本から持っていくべき持ち物についても紹介しますね。
ハワイ留学・基本情報、年間の気温や降水量
ハワイの気候ですが、「常夏」です。
夏、冬の季節があるものの、冬でも最低20℃は下回らず、最高でも27~28℃、日中23℃程度と非常に過ごしやすいです。一方の夏は最高30℃を超えることもありますが、日本の夏と違うのは、ハワイの夏は乾季であること。
じっとり蒸し暑い日本の夏に比べ、からっと過ごしやすいハワイの夏。1年を通じて不愉快な時期がない、留学先としても勉強に集中できるおすすめの場所と言えます。
ハワイの気温・降水量と日本・東京の比較
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハワイの平均気温 | 23℃ | 23℃ | 24℃ | 24℃ | 25℃ | 26℃ | 26℃ | 27℃ | 27℃ | 27℃ | 25℃ | 24℃ |
日本 東京 | 5℃ | 6℃ | 9℃ | 14℃ | 18℃ | 22℃ | 25℃ | 27℃ | 23℃ | 18℃ | 12℃ | 8℃ |
最高 気温 | 26℃ | 26℃ | 26℃ | 26℃ | 27℃ | 28℃ | 28℃ | 29℃ | 29℃ | 29℃ | 27℃ | 26℃ |
最低 気温 | 20℃ | 20℃ | 21℃ | 21℃ | 22℃ | 23℃ | 24℃ | 24℃ | 24℃ | 24℃ | 23℃ | 21℃ |
ハワイの降水量 | 78mm | 90mm | 88mm | 52mm | 38mm | 43mm | 57mm | 34mm | 61mm | 80mm | 124mm | 87mm |
日本 東京 | 52mm | 56mm | 118mm | 125mm | 138mm | 168mm | 154mm | 168mm | 210mm | 198mm | 93mm | 51mm |
何が必要?ハワイ留学で準備すべき現地に持っていくもの
続いて、ハワイ留学基本情報として、留学前に日本で準備して現地に持っていった方が良い、「持ち物」について確認します。
留学前の持ち物チェック・ハワイ編
- パスポート(残存有効期限を必ず確認)
- *学生ビザ(無事発給されていればパスポートに貼付)
- 学校入学許可書・*I-20(現地校から届く、入学に関する書面および学生ビザ申請に必要な書類)
- *学生ビザ申請に必要となった英文残高証明などのその他の書類
※学生ビザがお手元に届くと一緒に入っているので、まとめて1つにしておく - 国際航空券・Eチケット(印刷したものを用意)
- パスポートサイズの写真(学校IDカード作成やパスポート紛失時の再発行用に準備)
- 滞在先住所書類(学校手配ホームステイであれば、その案内書を、レジデンス等であれば住所などが書かれた学校書類を印刷しておく)
- 現金(100ドル程度を事前に用意、10ドル紙幣で受け取ること)
- サングラス、帽子(紫外線が非常に強いのでその対策)
- 各種薬と処方箋(英文)(普段使っている風邪薬などと持病がある場合には英文で処方箋を用意)
*がついているものは、学生ビザが必要な留学の場合です。
学生ビザが不要な場合には、ハワイ渡航の遅くとも2週間前までにはアメリカの電子渡航認証手続き、ESTAを済ませておきましょう。
その他、ノートパソコン・タブレットやスマートフォンはそれぞれ用意、こうした家電用品は家電量販店で留学先を伝え、変圧器等が必要かどうか、確認しておくと良いです。
日用品(歯磨きやシャンプー等)は短期留学の場合には日本から小さいサイズのものを持っていっても良いですし、中・長期留学の場合には現地で購入することもできます。
実際いくらかかるのか、期間別、語学学校の学費一覧表
ハワイ留学の基礎情報が分かったら、次は気になるハワイの留学費用をチェックします。
ハワイ留学に必要な費用については留学ランドの別のページでも紹介しています。
期間別に必要となる学校費用の平均を算出すると、以下となります。
ハワイ留学、期間別の留学費用平均比較表
ハワイ留学期間 | 2週間 | 4週間 | 12週間 | 24週間 | 48週間 |
---|---|---|---|---|---|
留学費用 現地通貨 | US$1,725 | US$2,734 | US$6,502 | US$12,739 | US$24,206 |
留学費用 日本円 | 約259,000円 | 約410,000円 | 約975,000円 | 約1,911,000円 | 約3,631,000円 |
上記金額はハワイにあるおすすめの3つの語学学校の授業料、ホームステイ費用、教材費、往路到着時空港出迎費用を期間別に算出、平均値を出したものです(日本円換算レートは2024年2月時点)。
ハワイ留学を検討しているなら、期間別におおよそこれくらい必要、という概算費用として参照してください。
この表にない期間でハワイ留学をお考えの場合には、留学ランドに是非、無料の留学費用見積をご相談ください。
学生ビザを申請して渡航する場合、こんなあなたは要注意
ハワイ留学で以下に該当する場合には、アメリカ学生ビザを出発前に済ませておく必要があります。
アメリカ学生ビザ基本ルール
- 90日以上の留学をする場合
- 週18時間以上のコースに参加する場合
②の週18時間以上のコースというのは、平日の午前・午後とも英語レッスンを受けるフルタイムコースに参加することを指しています(逆に平日午前または午後の半日レッスンを受けるコースはパートタイムコースといいます)。
アメリカの学生ビザ申請は年々厳しくなっているのですが、ハワイ留学に関しては特に以下に該当する場合は注意しなければなりません。
これまでハワイに無査証で30~90日間の滞在をしたことがある
アメリカはビザルール①にあるように、90日未満であれば、学生ビザを申請しなくても滞在が可能です。ハワイ留学はハワイが本当に好きという方が多く、留学前に何度かハワイ滞在を経験している人が少なくありません。
1週間程度のいわゆる旅行が年数回、であれば良いのですが、1ヶ月以上~の滞在経験がある場合、アメリカ学生ビザ申請の審査の結果、ビザ発給をしてもらえないこともあります。
もし長期ハワイ留学を検討中で、この項目に該当する場合には学生ビザ申請のために十分な準備が必要です。
ビザなし長期滞在経験がある場合のアメリカ学生ビザ申請方法
もし、無査証ハワイ長期滞在経験がある場合には、アメリカ学生ビザ申請前に以下を準備しましょう。
- 英文エッセイ
- 十分な英文残高証明書
英文エッセイには、今回のアメリカ(ハワイ)留学で何を学び、その学んだ内容を「日本に帰国して」どのように活かすつもりか、を書きます。あくまで勉強のための留学ですから、勉強が終わったら日本へ必ず帰国すること、それからハワイ留学中に学んだ内容を活かして日本で生活していくことを記述します。
英文残高証明書は基本的に授業料+α(ハワイでの生活費として月あたりUS$1,500x月数)くらいが目安ですが、可能ならそれより多めの費用を用意し、英文残高証明書を作成します。
これはアメリカ(ハワイ)留学中、学業に専念する十分なお金を持っていること、ハワイ現地で不法にアルバイトなどをする必要がないことの証明になります。
高校卒業後の進学でも人気のコミュニティカレッジ、大学進学
ハワイでは英語を学ぶための語学留学だけでなく、日本の高校を卒業した後に現地コミュニティカレッジ(コミカレ)や大学へ進学留学にも人気があります。
このコミカレで2年間、基礎教養を勉強した後に4年制大学の3年次編入をして、最終的に大学卒業資格の取得を目指すこともできます。
ハワイ大学システム、コミカレからの編入学を目指す
アメリカ・ハワイ州のコミカレ、大学はハワイ大学システムで管理されています。
3つの4年制大学、7つのコミカレで形成されており、日本の高校卒業後の進学先として大人気のカピオラニコミュニティカレッジやリーワードコミュニティカレッジもこのシステムに含まれます。
これらのコミュニティカレッジで基礎教養となる単位を履修・取得することで4年制大学へ編入学が可能となっています。同州内に限らず、カリフォルニア州やワシントン州その他への大学編入を目指す人も少なくありません。
コミカレの中には英語コースを併設している学校もありますが、カピオラニコミュニテイカレッジでは英語コースへの参加にも規定英語力が必要となっているので、予め、語学力を身につけておく必要があります。
語学学校の中には、コミュニティカレッジと提携、各校規定の英語レベルを修了することで入学ができるコースも提供しています。
ハワイ留学でコミカレ、大学進学を目指すなら出来る限りお早めに留学ランドに無料のご相談、お問い合わせを。
進学含む長期ハワイ留学、最初の滞在先はホームステイから
コミカレや大学進学のためハワイ留学をする場合、悩みのタネとなるのが住むところ、滞在先です。ハワイ留学はアメリカその他の都市に比べても、世界屈指のリゾートだけあってとにかく滞在費用が高くつきます。
短期ハワイ留学の場合には、学校が手配するホームステイや学生寮、コンドミニアム利用が便利なのですが、長期の場合には留学費用を抑えるためにシェアアパートなどを探すのが普通です。
今やインターネットで簡単に世界中の都市にある部屋探しができるようになっていますが、ハワイ留学前にインターネットサイトで見た部屋や条件だけで契約しちゃダメですよ。
語学学校、コミカレや大学スタッフはいつも「最初からアパートなどを決めて留学はしないこと、必ず留学生が自分自信で部屋を見て、納得した上で契約するように」と言っています。
渡航前に部屋を決めて実際、内部を見てみると、確かにキレイで便利な部分もある反面、たとえば水回りがカビだらけ、なんてこともあります。
現地について、やっぱりやめた、といっても契約時点で途中解約は返金がないと英語で書かれていれば、どうしようもありません。最初はホームステイで現地の相場や、治安などを調べ、最終的に自分自信でお部屋を見てから契約するようにしましょう。
日本人が多いから安心?ハワイの治安について
ハワイ留学をする上でしっておくべきことに、日本人が多いということが挙げられます。
海外留学中、日本人同士すぐに集まってずっと日本語で話してしまう、というネガティブなイメージから日本人が多いことはデメリットばかりだと思われがちです。
でも、日本人がいることで本当に困ったとき、日本語で相談ができることは特に英語初心者にとっては嬉しいメリットとなります。
また、長期、大学進学を含むハワイ留学でルームシェアをする場合、ルームメイトに日本人が選べることもメリットです。他の国からの留学生と同じところで暮らすと、部屋を片付けずゴミが増え、何度も注意をしてもろくに聞かない、なんてこともあります。
日本人同士、きちんと事前に話をしていればこうしたトラブルが起こることもありません、日本人が多いことはメリットにもなります、大事なのは日本人同士の付き合い方ということを覚えておきましょう。
また、ハワイはアメリカ屈指の治安が良い場所として知られています。ですが、「海外の観光地」でもあり、置き引きやスリといった軽犯罪は多く、日本と同じ感覚で生活はできません。
留学してすぐの間は、ハワイ留学をしているということを意識して荷物を常に身体の側に置いているものの、怖いのは慣れで、数週間した頃にカフェやレストランで置き引きに合う、ということがあるのでくれぐれもご注意を。
おすすめの語学学校、格安校や国籍制限など特徴と一緒に紹介
Global Village
ハワイ・ホノルル校
おすすめのポイント
英語+アクティビティ
アメリカ、カナダに校舎
日本人比率低い
Intercultural Communications College
(ICC)
おすすめのポイント
厳しい英語ポリシー
日本人スタッフ有
同一国籍比率制限有り
Central Pacific College
(CPC)
おすすめのポイント
コミカレ条件付き入学可
日本人スタッフ有
ショッピングエリア中心部
ハワイ留学に関する無料相談・問い合わせ、費用見積依頼は留学ランドへ
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