旅立ちの準備はOK?

アメリカ留学の持ち物って何が必要?

アメリカ留学に向け、資料請求や費用見積、さらにはカンセリングも済ませ、手続きも完了。

いよいよ出発となったときに持ち物として何が必要か、準備できていますか?

アメリカに到着して留学中に持ち物なんてなんとでもなる、と思っていたら大間違い。日本を出る前に準備が必要なものもあります。

家を出て、空港に向かい、チェックイン、荷物を預けて飛行機に乗る。このあたりまではイメージがわきますが、初めての海外、だと到着してからどうすればいいか、慌ててしまうもの。このページでアメリカ留学に向けた持ち物チェックを終わらせておきましょう。

アメリカ留学に行くときの持ち物ってどんなもの?

アメリカに限らず、海外に旅行などに行くときの持ち物ってどんなものがあると思いますか?

航空券にパスポート、それから到着した日にアメリカで泊まるホテルのバウチャー(予約確認書)に、着替え。あとは洗顔・歯磨きセットにミニ洗髪セットあたりは旅行会社を利用していれば、案内書面に記載されているはず。

でも、今回、あなたはアメリカへ留学に行くわけですから、当然、持ち物も違ってきます。ここでは、アメリカ留学への出発準備、持ち物の用意についてご案内をささせていただきます。

それぞれご確認いただいた上で、ページ一番最後の持ち物チェックリストで再度、持ち物の内容と見比べておくようにしましょう。

日本で準備しておくべきものリスト

まずは日本で、アメリカ留学出発前に準備しておくべき持ち物をリストにしてみます。それぞれすでに手元にあるか、確認していきましょう。持ち物として、なくてはならない貴重品からスタートします。

持ち物リストその1 パスポート

まずはパスポート

最初の必要な持ち物、それは旅券、パスポートです。いやまさかパスポート忘れるなんて、ドラマじゃあるまいし、と思うかもしれませんが、本当にあるんですよ、忘れてしまうこと。

最後の最後まで持ち物をチェックしていて、いざアメリカに向けて出発する当日、タクシーが遅れてドタバタ、持ち物チェックで机に出したままにしてしまい、空港へ向かう道中に気づいたり。

今、ここで読んだら、貴重品を入れておく(または飛行機内に持ち込む)バッグに入れてしまいましょう。

持ち物リストその2 財布(USドル入り、クレジットカード類含む)

次にUSドルを確認

アメリカ留学に向けて、現地空港到着後、当面の間必要なUSドルを用意していらっしゃるのではないでしょうか。あらかじめ用意している場合、別の財布(マネークリップなんか用意したりして)で準備したりしますが、そうなるとパスポートと同じように忘れがち。大切な持ち物です、持ち込み手荷物に入れてしまいましょう。

留学エージェントから説明があると思いますが、クレジットカードを用意できるようであれば、予めアメリカ留学出発前の持ち物としてご準備を。クレジットカードはいざというときに身分証明書代わりにもなります。

またアメリカ留学中、不運にも強盗にあったら迷わずお金、現金は出すこと(これはアメリカ到着後、各学校でも説明されるかと思います、決して抵抗したりしないように)になりますが、クレジットカードがあれば、当面の生活必需品などを買うことは可能です。

クレジットカードに付随して、持ち物リストその1、パスポートのコピーも2部程度用意して、財布に入れておきましょう。高額な支払いの場合には身分証明を求められることもあります。

また、パスポートサイズの写真を2枚、裏にお名前をローマ字で書いていれておくとさらに良いですね。アメリカで学校のIDなどを作成するときに必要になります。

最近ではプリペイドタイプのカードも金融機関が発行していて、日本のご家族が指定口座にお金を入れると、入金した分だけ、アメリカで現金を引き出せたり、お買い物ができたりします、未成年の方や大学生の場合にはこちらを有効活用しましょうね。

持ち物リストその3 Eチケット(航空券)

国際航空券は印刷済みですか?

続いての準備すべき持ち物はEチケット、国際航空券の予約確認書ですね。

2部印刷をして、1部は飛行機内への持ち込み手荷物へ、もう1部はスーツケースなどチェックインの際に預ける手荷物に入れておきましょう。

持ち物リストその4 ESTA確認書面または学生ビザ関連書類

ESTA、または学生ビザについて

はい、ここから先とても重要です。

まずあなたの留学が、パートタイム参加(午前または午後のみ、週18時間未満のコース)の場合、ご用意いただくのはESTAのみ。

アメリカ・ESTA申請公式サイト(リンクします)にてUS14ドルをクレジットカード(ご本人様名義でなくてもOK)にて支払い、お手続きを済ませいただきます。手続き完了後には確認画面が出ますので、印刷をして国際航空券1部と一緒にパスポートに挟んでおくと良いです。

もし万が一、ESTAの申請画面が印刷できなかった場合も大丈夫、上記のESTA申請画面の下の方に、個人申請の状況確認、というボタンがあるので、そこをクリックして必要情報を入力、確認画面を出しましょう。はい、ここまでが学生ビザなしの場合に必要な持ち物(書類)です。

次に学生ビザ申請が必要なアメリカ留学をされる場合の書類に関するご案内。本当に重要なのでここはしっかり読んでおきましょう。

アメリカ大使館、または領事館でのビザ面接を終えたあなたは、学生ビザスタンプが押されたパスポートと、ビザ面接時にご用意いただいた書類がお手元に帰ってきているはず。

このとき、学生ビザ申請に必要だった返送された書類一式はバラバラにせず、必ずひとまとめにした上で、飛行機内持ち込み手荷物とすること。

飛行機に乗って、アメリカへ。到着後にまず入国検査がありますが、そのときまだ、あなたは預けた手荷物を受け取っていません!スーツケースなどの預け手荷物に入れてしまうと大変です、絶対にスーツケースなどに入れてしまわないように気をつけましょう。

持ち物リストその5 海外旅行(留学)傷害保険の付保証明書

保険について

アメリカでの留学が、語学学校での留学の場合、海外旅行(留学)傷害保険への加入が必須、その付保証明(どんな保険に入っているかが書かれた英語の証明書ですね)を持っていく必要があります。

こちらもちょっとだけお話させていただきますと…海外旅行(留学)傷害保険に関して、クレジットカードについている保険でも良いですか?というご質問をよく受けました。結論だけ先に言えば、保険内容が学校側が求める金額に達していればOK、です。

ただし!クレジットカードについている保険が適用されるには、そのカードでクレジットカードを購入することなどの条件があったり、付保証明を英文でしっかり出せるかどうかの確認をカード会社にする必要があります、覚えておきましょう。

もし、あなたのアメリカ留学がコミカレ(コミュニティカレッジ)や、大学、またそれらに付属する英語コースだった場合。学校から送られてくる書類に、現地学校指定の保険に加入することが義務づけられています。

じゃあ、日本であらかじめ保険に入る必要はない、という話ではないんですよ。

あなたがアメリカのコミカレ、大学に進学留学をするなら、少なくとも最初の1年は日本で海外旅行(留学)傷害保険にご加入いただくことを強くおすすめします。休学での1年間留学、夏休みなどの短期留学でも同じ。

なぜなら、アメリカで加入する保険はあくまで医療保険のみ、なんです。もし万が一、怪我した場合、あなたは一度、高い医療費を現地で支払い、後日、保険会社に手続き申請しなければなりません、もちろん英語で。

一方、日本の保険の場合、指定番号に24時間、日本語で連絡が可能、医療費も保険によっては指定病院にて支払いすることなく診察・治療をしてもらえます。

英語がある程度得意、自分の症状を英語で伝えることができ、かつ医療に関するややこしい単語をしっかり理解できる、のであれば現地医療保険のみでも良いでしょう。

もしそうでないなら、日本の保険を日本にいる間にご準備ください。日本の海外旅行(留学)傷害保険は、出発後に加入はできません!また内容によっては荷物盗難や紛失、破損の補償があったり、留学先で何かものを壊したりしたときの補償も含まれていたりします。

1年のアメリカ留学に必要な日本の保険料は決して安くはありません。が!何かあったとき、病気や怪我、それから物を壊したり、盗られたりしたら日本語で対応してくれるという大きなメリットを覚えておきましょう。

持ち物リストその6 筆記用具

日本の筆記用具は素晴らしい!

日本の筆記用具、ステーショナリーは本当に便利です。いつも使い慣れていて、しかもリーズナブルなものを予め用意しておくと良いでしょう。当然ながらアメリカでも購入可能ですが、使い慣れるかどうか…人によるところ、ですね。

正直、留学中に本気で語学力を伸ばそうと思うと、嫌!というほどメモを取る機会が増えます。よくよく注意して、日本でしっかり準備しておきたい持ち物のひとつですね。

持ち物リストその7 辞書または電子辞書

デジタルもいいですが…

今や当たり前になった電子辞書、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンにアプリケーションをインストールしている方も多いはず。アメリカ留学中に目に入ってわからなかった単語を調べるクセをつけたいですね。

ただ、これは留学エージェント経験、というよりも元留学生の一人として、私が感じたこととして、小さなもので良いので、冊子の辞書も一緒に一冊、持っていってみましょう。

私の経験なのですが、電子辞書やパソコン類での検索は文字をぱぱっと入力するだけ、ですよね?でも、辞書を引く場合、頭の中で何度もその単語を反芻しながら、単語を見つけます。

2つの異なる国、異なる言語圏へ留学しましたが、最初の国は辞書、次の国は電子辞書でした。もちろん私の性格などもあると思いますが、電子辞書で学んだ言語の単語は正直なところ、あまり覚えてないんですよね。

ちょっとかさばってしまうかもしれませんが、アメリカ留学中に買えば高くなってしまう持ち物のひとつ。日本出発前にご用意いただければと思います。

この辺りまでの持ち物が、飛行機内に持ち込む、持ち込み手荷物、になりますね。場合によってはスマートフォンやノートパソコンなども含まれます。スーツケースに入れないように気をつけましょう。

続いてスーツケース内に入れておく、日本でアメリカ留学出発前に用意する持ち物を見ていきます。

持ち物リストその8 変圧器・差し込み変換プラグ

変圧・差し替えプラグは必要?

スマートフォンを含む、家電製品をアメリカに持っていく場合に必要となる変圧器や差し込み変換プラグ。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンは変圧器を使わなくても、また差し込み変換プラグなしでもアメリカで充電できたりします。

それぞれ購入されたお店、または家電製品店で型番(その商品を認識する番号、製品の裏などに貼られています)を伝えれば調べてもらえるので、アメリカで変圧器・変換プラグの要、不要を確認、必要であれば購入しておきましょう。

家電、として問い合わせが多かったのがドライヤー。持ち物として日本から持っていくべきかという質問が多かったのですが…もし、滞在先であるレジデンスやホームステイ先になければ、アメリカの最寄り家電製品のお店で買った方が、変圧器など用意するより全然安くなりますよ。

持ち物リストその9 衣類について

「とりあえず」は5日分くらい

持ち物として荷物の中の大きな割合を占めるのが衣類になりますね。短期、長期留学ともに5日間程度の着回し分を用意しておけば良いのですが、おしゃれ大好きな日本人はそうもいかないことがほとんど。

まず先に、なぜ5日間分なのか、というとホームステイなら1週間に一度はホストファミリーがまとめて洗ってくれるから、もしそうでなくても、近所のコインランドリーを紹介してくれるので、十分着回すことが可能。レジデンス滞在の場合も同じで、ほとんどが建物内地下や1階にコインランドリーがついてます。

おしゃれ大好きな方の場合、5日間分じゃ足りない!と思いたくさん用意しがちなんですが…考えてみてください、アメリカにもお店はあるんですよ。荷物が増えすぎ、超過して余計なお金を払うことになる、または一部を処分せざるを得なくなるより、現地でショッピングを楽しみながら買った方が良くないですか?

日本出発時に準備する持ち物は極力少なめであるべき。なぜなら、アメリカで勉強のための本を買ったり、おしゃれのための服を買っちゃうわけですから。短期留学ならスーツケース8割くらいに抑えておいた方が良いですね。

持ち物リストその10 洗顔に関する一式

自分に合うものを探す

アメリカの洗剤や石鹸が強すぎる、髪の指通りがひどくなる、などの話を、インターネット検索すると出てきますよね。滞在先の水の成分(軟水または硬水)による影響もありますが、やはり良いものを使いたいもの。

短期留学の場合には、日本で詰替用のものを事前に準備して持っていけば良いのですが、長期の場合はそうはいきません。アメリカの洗顔・洗髪料の中には日本人の髪質に合うものもあるので、試してみましょう。

どうしてもダメだった…という場合には船便利用で送ってもらうなどもできますが、費用が高くつきます。アメリカに留学をする、という点を踏まえ、あなたなりの妥協点をどこかで見つける必要がありますね。

肌、髪といった直接お身体に関わることなのであまりインターネット上で「日本人におすすめ!」などのものを試さず(もちろん参照にはなると思います)、自分自身なりの答えを見つけましょう。

それから、男性の場合は電動シェーバーも必要ですね。毎日必要なものです、ちょっと良いものを日本にいる間に用意しておきましょう。アメリカでの充電方法などを必ず、電気製品店スタッフさんに確認するのをお忘れなく。

持ち物リストその11 医療・薬関係

忘れちゃダメ、ぜったい

メガネ、コンタクトレンズは予備を忘れずに持っていくこと(コンタクトレンズの管理に関するものはアメリカでも買えます!)。ロサンゼルスやサンディエゴ、マイアミといった日差しの強烈な都市への留学なら、サングラスをお忘れなく!

それから、持病があり、常備薬が必要な場合、またはアレルギーなどがある場合には、かかりつけの病院で必ず英文の診断書および処方箋を書いておいてもらいましょう。もし大きな病気や怪我、それに伴う手術経験があればそれらの診断書も英文で作ってもらい、コピーも合わせて現地にもっていきましょう。

女性の場合は、生理用品を日本から多めに持っておいていくと○。ついでに化粧品もアメリカのお店で売られているものはちょっと日本人の顔つきに合わないことあるようです(人によりますね)、日本でそろえておくと良い持ち物、になりますね。

あとは私も留学中に欲しくてしょうがなかったもの、日本の耳かきと爪切り。日本のものは、爪切りなら切れ味がよく(ずれたりしない!)、耳かきは綿棒、だけなんです。たまに気になるとしょうがない耳掃除、日本の耳かきは素晴らしい発明だと感じました。

ここまで、日本で準備しておくべき、アメリカ留学のための持ち物をご案内させていただきました。続いて、渡米後、現地で買えば良いもの、日本であえて準備しなくて良いのでは?というものを紹介していきます。

アメリカ留学、渡米後に必要な持ち物って何?

紹介させていただいた、日本出発前に準備しておく持ち物で無事、アメリカ入国をお済ませいただくと、いよいよアメリカ留学、現地生活がスタートします。さて、現地で英語の勉強、その他コミカレ、大学で勉強するのに必要な持ち物って何になるのでしょうか?

現地調達持ち物リストその1 衣類

アメリカでも買えますから

日本で事前に準備する持ち物、として紹介した衣類ですが、ご案内させていただいた通り、お買い物を楽しむ、という点においても衣類はアメリカに入国してから、でも良いと思います。

日本でもお馴染みカジュアルブランド、ユニクロはアメリカにも展開していますし、ZARAやH&Mもあるので、リーズナブルなお買い物も可能。(都市によるので事前チェックを忘れずに!)

短期留学の方の場合にはお土産にハイブランドのショップで何かを購入するのも良いでしょう(スーツケースに入るもの、に収めることを忘れないように!)。

中・長期留学で季節が変わる場合にはアメリカで買わざるを得ません、予算に合わせてお買い物をしましょう。

現地調達持ち物リストその2 英英辞書

とにかく、慣れること

これも電子辞書で間に合う、かもしれませんが、できれば英英辞書を現地で購入しましょう(日本から持ち物として持っていくには重い・かさばるのでおすすめしません)。

分からない単語を他の英語で表現できること、それから新しい語彙も身につくので、慣れるまで時間はかかりますが、TOEFLなどのアカデミックなテスト勉強には必須になります。

現地調達持ち物リストその3 日本食品

食べたい衝動にかられても

カップ麺や電子レンジで温めるご飯、これらはアメリカでも大きな都市なら売っています。わざわざスーツケースの場所をそれらにとられてしまうのはあまりにもったいない、あえて日本からの持ち物にすることはありません。中・長期留学の場合には調味料(醤油やマヨネーズなど)も、割高なのは否めませんが現地で購入できます。

(日本人留学生が多い都市なら、先に帰国する先輩の置き土産としてもらうことも多々)

アメリカ留学 日本で準備しておく持ち物リスト

いかがでしたか?アメリカ留学の持ち物として、事前に必要なもの、それから現地で用意すれば良いものに分けてご案内をさせていただきました。

日本人の英語習得のための留学先1位がアメリカだからこそ、現地調達が可能になったものも少なくありません。以下、アメリカ留学、出発前に用意するべき持ち物リストを作成しました、是非、ご活用いただければ幸いです。

  1. パスポート
    (確認したらすぐ持ち込み手荷物へ、その03とその04を挟んでおくこと!)
  2. 財布とお金、クレジットカード
    (確認後にすぐ持ち込み手荷物へ)
  3. Eチケット
    (2部印刷、1部はパスポートに挟んで持ち込み手荷物、もう一部は予備でスーツケース内)
  4. ESTA確認書、または学生ビザ関連書類一式
    (ビザ書類は返送・受領後、ばらさずまとめたまま持ち込み手荷物へ)
  5. 海外旅行(傷害)保険証書
    (英文の付保証明をもらっておくこと)
  6. 筆記用具
    (使い慣れたものを持っていくと便利)
  7. 辞書・電子辞書
    (辞書は携行しやすいもので)
  8. 変圧器・差し込み変換プラグ
    (必ず家電製品店にてアメリカ留学中に充電等する場合必要かを確認)
  9. 衣類
    (5日間分程度、着回せるものを。現地で購入することも考慮に入れて)
  10. 洗顔に関するもの
    (短期留学なら差し替え用のものを、中・長期留学なら現地製品で自分に合うものを見つけよう)
  11. 医薬品
    (これまでの病歴や持病に関する診断書、常備薬があれば処方箋、それぞれ必ずであること)

あなたのアメリカ留学が素晴らしいものになりますように。

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