カナダ留学の種類
カナダへ行こう!!
カナダは治安が良く生活水準も高いので、国連の調査で「暮しやすい国」の上位に常に選ばれています。またカナダの英語は聞き取りやすく、癖のないことで知られているため、「世界的にも標準的でキレイな英語を話す国」として人気を集めています。英語とフランス語の両方が公用語のバイリンガル国家のため、第二言語教育には定評があり、語学学校の教育水準もかなり高い点が特徴的。語学学校の組織として、CAPLS、Languages Canadaなどがあり、これらの組織に加入している学校は、一定以上の水準が保証されているので安心です。
語学の勉強だけでなく、ワーキングホリデービザを取得しての渡航も人気のカナダ。ビザを有効活用し、【学ぶ・働く・暮す・旅する】をたっぷり満喫することも出来ます!またインターンシップの制度も充実しているため、語学+インターンシップの組み合わせも可能。英語の勉強もしっかりして、働く経験も積めるというスペシャルプランもお勧めです。
カナダの語学留学
学校形態
カナダの語学留学では、主に私立語学学校がメインとなり、その数は数え切れないくらいです。またほとんどの学校に日本人スタッフが駐在しているため、何かあったときは日本語で相談できるので安心です。
私立語学学校
主に都市部を中心にあるプライベートの語学学校です。一般的には都心のビルの一角などをキャンパスとして、コースを開講しており、一般英語からビジネス英語、大学進学準備まで幅広いコースを開講しています。主なメリットとして、コースが通年開講されていて、毎週月曜日や少なくとも1ヶ月1回程度の入学日があり、非常にフレキシブルです。カナダの最大の特徴として、ほとんどの学校で厳しい「イングリッシュオンリーポリシー」を設けています。学校は、快適な学習環境を作るための環境作りにも力を入れています。
大学附属英語コース
私立語学学校とは対照的に主に都市郊外や田舎にある大学でアカデミック英語を教えているのが大学附属英語コースです。原来、カナダのカレッジや大学への進学を希望しているものの大学進学には英語力が足りない、という外国人学生を対象につくられた語学コースですので、大学進学準備に注力したカリキュラムとなっています。入学日や期間も大学の学期と合わせなければならないため、予定を早めに立てなければならないことや、クラス人数が私立学校と比較して多いなどデメリットもありますが、大学キャンパス内の整った設備を利用しながら、集中して勉強ができる環境で学ぶことができるメリットがあります。また、各カレッジ・大学の規定している英語スコアを提出しなくても、規定レベルをクリアすることでコース参加が許可されます。
語学コースの種類
一般英語コース
初心者から上級者まで幅広いレベルの生徒に【読み、書き、聞く、話す】の4つの基本技能をレベルに応じて学ぶことのできるコースです。一般英語コースやジェネラルイングリッシュなどと呼ばれます。語学レベルは人それぞれですが、入学初日にプレスメントテストと呼ばれるレベル診断テストを受験し、クラス分けがされ、自分に合ったレベルで学ぶことができます。半日は【読み、書き、聞く、話す】を勉強し、半日は選択授業として、会話や発音クラスはもちろん、ビジネス英語やTOEFL対策、文法やライティングのクラスから自分のレベルにあった授業を選ぶことが出来ます。
検定準備コース
カナダで一般的な検定準備コースは、TOEFL対策となっておりますが、TOEIC、ケンブリッジ検定やIELTSなどの対策をコースとして開講している学校もあります。一般的に中級レベル以上の進学などを検討している学生が参加します。
ビジネス英語コース
ビジネス英語コースは、カナダでも一般的な語学コースの一つでビジネスに関連した語学を学びたいと考えている大学生や社会人の方に人気です。
但し、ビジネス英語コースを受講するには中級~上級レベルの英語力が必要なため、
レベルに達してない学生は、一般英語コースからスタートすることになります。選択授業の一つとして選ぶビジネス英語コースから、2~3ヶ月フルタイムでみっちり勉強するビジネス英語コースまで様々です。
学費 | 500ドル~1500ドル/月 一般的には1300ドル前後 | 一般的には1200ドル前後が目安だが、 コース時間数にもよって異なる。 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
カナダのその他の留学
ワーキングホリデー
カナダのワーキングホリデーは年々その人気を高めています。英語もしっかり勉強しながらアルバイトもしたいという方に最適です。アジア人も多いことから英語力がそこまで無くてもアルバイトを見つけることは可能ですが、英語力があればさらに選択肢も増えます。
ワーキングホリデービザを有効活用し、カナディアンの環境の中で英語漬けでのワーホリ生活を希望されるなら、リゾート地での有給ホテルインターンシッププログラムがお勧めです。
学費 | 0ドル~ | ワーキングホリデービザでは学校に通う義務はありません。 希望の方は最長6ヶ月まで通学可。学費は語学留学と同じ |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 1年間の長期滞在なので、学校通学期間以外はアパートなどに滞在する人が多い。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
語学プラスα
英語の勉強だけでなく、趣味やお稽古もプラスした留学をしたいという方に人気のプログラムが語学プラスα留学。お国柄によって様々なプログラムがありますが、カナダでの人気留学は、英語プラスαとしてヨガやネイルレッスン、
幼児や介護施設でのボランティアなどが挙げられます。
学費 | 800ドル~1500ドル/月 | 午前中は語学コース、午後にお稽古やボランティア、インターンシップの組み合わせが多い。 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
大学(カレッジ)正規留学
カナダの大学正規留学はその教育水準も高さから、入学時に求められる語学力が非常に高くなっています。語学学校と提携している大学は、ある一定レベルに英語力が到達すればTOEFLのスコア無しでの条件付入学も可能です。カナダのカレッジや大学では、有給でのインターンシップを単位とするCo-opプログラムがあり、働いて学費・生活費を稼ぎながら学生生活を送ることができるコースもあります。また、卒業後には参加したプログラムの長さによりますが、ポストワークパーミットを申請可能、卒業後に現地で働き、最終的には就職に結びつきやすい国といえます。
学費 | 10000~15000ドル/年 一般的には12000ドル前後 | 学部によって大きく変動 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
専門留学
カナダでは大学だけではなく、カレッジや専門学校でのサーティフィケートやディプロマ取得コースも人気です。ビジネス系、ツーリズム、エアライン系など様々なプログラムを受講することができ、短いものでは3ヶ月から6ヶ月程度でサーティフィケートが取得できるコースもあります。語学学校と提携している専門学校などは、ある一定レベルに英語力が到達すればTOEFLのスコア無しでの条件付入学も可能です。一般教養を学び、4年制大学へ編入するトランスファープログラムも大変な人気があります。
学費 | 500ドル~1500ドル/月 一般的には1200ドル前後 | 一般的には1200ドル前後が目安だが、 コース時間数にもよって異なる。 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
高校留学
カナダでは全土にたくさんの公立高校があり、多くの高校が留学生の受入を行っているため、留学生の大多数が公立高校へ留学します。カナダの公立高校は、日本で言う「教育委員会」のような組織が各都市、各地域にあり、海外からの留学生の受入を管理していて、出願等の手続きを受け付けています。カナダ最大のトロント教育学区では、約70校の高校が1つの学区を構成しており、逆にカナダの地方高校では2校で学区を構成しているところもあります。教育学区の中のどの高校に留学するかは、希望(リクエスト)を出すことが可能ですが、その時期の留学生の入学状況により希望が通らないことも。またノバスコシア州教育省の場合には「教育委員会=地域」のリクエストは可能ですが、高校を指定することはできません。
カナダの私立高校は、多くがカトリック系の高校で、一部プロテスタント系の高校も含め、ほとんどが宗教系の高校になっています。私立高校は数があまり多くはなく、その割合は全体の約10%程度。私立高校に留学を希望する場合は「学生寮」で暮らしたい、または国際バカロレアなどの特別な教育カリキュラムを受けたいなどのケースとなっています。また一部の私立高校では、高校独自のカリキュラムで、2年で卒業できる高校、小規模なインターナショナルスクールのような高校もあり、カナダでは多種多様な選択肢が留学生にもあります。
学費 | 10000~14000ドル/年 (公立) 15000~30000ドル/年 (私立) | |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
インターンシップ
インターンシップとは、企業で就業体験ができる制度です。カナダでは、短期、長期問わず様々なインターンシッププログラムが可能で、給料が支給される有給インターンシップと、給料が支給されない無給インターンシップがあります。学歴、職歴、英語力、そしてインターンシップ期間に応じてインターンシップの種類を決めることになりますが、基本的に有給インターンシップは1年以上、短期間でインターンシップを行いたい場合は無給インターンシップ(ボランティアインターンシップ)となります。その他、ワーキングホリデービザを取得しての、有給ホテルインターンも根強い人気があります。
費用 | 500ドル~1500ドル | 期間は関係なく1回の紹介につき |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
ボランティア
インターンシップが企業での就業体験であるのに対し、ボランティアは団体や学校などでの就業体験とお考えいただくとイメージしやすいかもしれません。学校の日本語教師、幼稚園や老人介護施設など様々なボランティアが可能で、期間も数週間の短期から参加することができます。プログラムによっては職歴などが必要なものもありますのでお早目にご確認ください。
学費 | 500ドル~1500ドル | 期間は関係なく1回の紹介につき |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月 | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
親子留学
カナダは治安や交通の便も良く、また簡単に日本食が手に入ることなど親子留学の人気は根強いです。お子様の受け入れも柔軟で、小中学生のジュニアコースだけでなく、3歳~5歳など小学生未満のデイケアセンターのアレンジも可能です。
学費 | 1000ドル~1500ドル/月(1名につき) 一般的には1300ドル前後 | 親子で通学する場合や お子様のみ通学する場合がある。 |
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滞在費 | ホームステイで 700ドル~900ドル/月(1名につき) | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
お小遣い | 500ドル~800ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
永住・ロングステイ
カナダへの永住を目指すにはいくつかの方法がありますが、ハードルは高いと言えます。まず年齢が若い方に関しては、いきなり永住権を申請することは非常に困難ですので、まずは現地のカレッジ(国立で最低2年間)や大学を卒業しましょう。現地のカレッジや大学で2年間以上学び、卒業すると最長で3年間のポストグラデューエション・ワークパーミッション(就労許可)がもらえます。3年間は自由に仕事をすることができるので、現地で就職をし、その後企業のスポンサーになってもらいます。ご年配の方や資産をたくさん持っている方については、退職者ビザや投資家ビザなど、様々な永住ビザが存在しています。いずれにしても個別に対応が必要なケースとなりますので、詳しくはご相談を頂ければと思います。
教師宅ホームステイ
教師宅ホームステイは、先生のお宅にホームステイをしながら1対1の個人レッスンを行うもので、平均1日3時間(週15時間)のプライベートレッスンが受けられます。1対1のため、個人個人のスキルや勉強されたい内容に合わせて授業が行われるのが特徴的です。ホストファミリーが先生になるので、レッスン以外の日常生活でも色々と英語を教わることができ、生活を通じてレッスンを集中的に受けたい方に最適のプログラムです。カナダはバンクーバーを中心に、ビクトリアやトロントでのご案内をしています。
学費 | 1500ドル~1800ドル/週 | 都市やレッスン数により 多少異なる |
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滞在費 | 学費に含む | |
お小遣い | 300ドル~600ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
オペア
カナダの場合、カナダ政府(移民局)が管轄するLive-in-caregiver Programといわれるプログラムがあり、移民のカテゴリーで外国人志望者がカナダ人家庭に住み込みで働くことが可能なプログラムです。子供の世話をするナニーや、介護を必要とする高齢者や身体障害者の介護者という分野です。参加には厳しい条件があり、最低6ヶ月以上の関連教育を受けなければなりません。
費用 | 0ドル~1500ドル | 一回のご紹介につき。 期間の限定はなし |
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滞在費 | 費用に含む | |
お小遣い | 300ドル~500ドル | 都市の物価に比例して高くなると考えていい。 |
航空券 | 6万円~20万円 | 都市、出発時期、航空会社によって大きく変動。 便数は決して多くないが、 成田-バンクーバー、トロントは直行便の利用が可能。 アジアやアメリカ経由のフライトもあり。 |
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