中学校、高校だけでなく、今や小学校でも学ぶことになった英語。
日本の学校で勉強するのはアメリカ英語、ということはご存知なのではないでしょうか。
だから留学先として選ばれるのか、といえば決してそうではありません、ちゃんと理由があるんです。
アメリカ留学が選ばれるメリットがちゃんとあります。このページではそんな、米国留学だからこそ得られるメリット、それからデメリットもきちんと説明していきます。
だからみんなが英語を学ぶ国としてアメリカを選ぶのか、ときっとご納得いただけるはずです。
アメリカ留学のメリットから見てみましょう
それでは早速、アメリカ留学が選ばれる、そのメリットについて見ていきましょう。いくつかのメリットがありますので、それぞれ細かく内容を紹介していきます。
日本の学校で学んできた英語
最初に、日本人が学校で勉強する英語がアメリカ英語だから、アメリカ留学が選ばれているわけではありません、と書きました。ですが、日本人にとっては親しみやすいのはアメリカ英語であり、学校だけでなく、映画や音楽で聞き慣れた英語が話されている国だから人気があるのも事実です。
例えばアメリカ英語ではなく、イギリスやオーストラリアの英語だと、聞き慣れない発音、表現があることをご存知の方もいらっしゃるでしょう。単語の違いから発音の違い、文法まで、日本で勉強してきた英語とは違うと感じるはずです。
もちろん、どちらが正しい、正しくないの話ではありませんが、日本の学校で勉強してきた英語を学ぶ方がより分かりやすい、ということはアメリカ留学を選ぶ大きなメリットになりますよね。
アメリカ留学ならお馴染みのお楽しみがいっぱい
映画はアメリカに限ったエンターテイメントではありませんが、日本でよく知られているのはアメリカ映画なのではないでしょうか。
私個人としては、アメリカのテレビドラマが大好きなのですが、もしかすると日本のテレビで見ることができるのはアメリカの映画やドラマが多いからなのかな、とも感じています。男女を問わず大人気のディズニー、これも本場はアメリカです。
アメリカの短期留学なら、あなたの大好きなディズニー、その他、映画やドラマで見たことがある場所を訪れることができる、そうしたメリットがありますね。長期留学の場合はメリットというよりも、夢として、アメリカの映画やエンターテイメントの世界を目指す、そんな人もいらっしゃいますよね。
アメリカ留学なら日本人が多い
お楽しみからは離れて、今度はアメリカ留学中の生活に関するメリットを見ていきましょう。日本人の留学先第1位であるアメリカ、ということは、あなたがアメリカ留学をするときに、渡航先に日本人がいる可能性はとても高いわけです。
語学学校を探す際、「日本人同士でくっついていたくない」ことを理由に、日本人比率が低い学校を求める方もいらっしゃいます。そちらに関してはアメリカでも特に日本人の多い、ロサンゼルスについて(リンクします)でご案内しています。
日本人が多いことをデメリット、と考えるよりもメリットと考えるべきだと、私は思います。
本当に困ったときに母国語で細かく説明ができるというメリットの他にも、コミカレや大学などの進学なら、日本人コミュニティで教材などを安く手に入れられます。また、どの科目・コースが単位が取りやすい、どの講師だと取り辛いなどの情報交換ができます。
それから、長期留学でシェアアパートメントを探す場合。日本人は綺麗好きで部屋を非常に丁寧に使い、共有スペースも同じ同居人が不愉快な思いをしないよう、清潔に利用します。ルームメイトに日本人を選びやすいのはアメリカ留学のメリットだと思いますよ。
語学学校の豊富さ
アメリカは移民の国であることもあり、語学学校が多く、選択肢も豊富です。また、世界大学ランキングに名を連ねるいわゆる名門大学も多いことから、世界中の留学生がアメリカ進学を目指し、入学許可を得て、もし語学力が不足していれば大学付属の英語コースで語学を学ぶこともできます。
こうしたことから、留学先となる英語コースを豊富な選択肢から選ぶことができることもアメリカ留学のメリットと言えるでしょう。それぞれの目的、また短期または長期といった条件から、きっとあなたの求めるベストな学校・コースを見つけることができますよ。
コミカレ、大学の柔軟性
続いてはアメリカ進学留学のメリットについて。まず日本で大学受験をする場合、基本的に専攻を予め決めて受験、合格すれば専攻での学士号取得(=無事卒業することです)を目指して勉強していきます。これは他の英語圏、カナダやオーストラリア、ニュージーランド、イギリスも同じです。
ところがアメリカのコミカレや大学は、専攻を入学後に自由に変更することが可能です。私が留学エージェントをしていたころ、アメリカのコミカレ進学を検討している高校生から、「専攻がどうしても決められない、どうすればいいですか」という質問を受けたことがあります。
私からは、その高校生が大学編入を希望している、ということは聞いていたので、「専攻は大学編入、文系か理系かだけ決めておいて」と返答しました。
その高校生がコミカレに入学し、カレッジコースをスタートした後、実際に基礎教養を学び、また英語でのさまざまな文献に触れることで文系志望だったものが、理系志望の何か別のコースに変わっても、取得すべき単位が増えますが、別に問題はありません。
<やりたいと思っていた希望が変わっても柔軟に対応できること、これはアメリカ進学留学にとっての大きなメリットですね。大学でも同じで、専攻と違う分野に興味が出てきた場合。大切なのは留学カウンセラーがアメリカのコミカレ、大学にはいるので、よくよく相談をして、不足した単位を一部はコミカレで、一部は大学で取るよう説明してもらえることでしょう。
自由の国アメリカならではのメリットなのではないでしょうか。進学留学のお話が出てきたので、次は高校やコミカレ、大学におけるアメリカ留学のメリットを調べてみますね。
高校、コミカレ、大学、それぞれの進学留学
アメリカへ進学留学を考える場合、高校留学、それから日本の高校を卒業後にはコミュニティカレッジ(コミカレ)または大学留学が可能です。その中からまずはアメリカ高校留学のメリットについて、調べていきますね。
アメリカ高校留学と交換留学について
アメリカの高校留学を考えた場合、基本的に公立高校への正規留学はできません。その代わり、ではないですがメリットいっぱいの交換留学という制度があります。中学生、高校生、その保護者様、必見です。高校留学を検討される場合にはアメリカだけでなく、カナダやオセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)などの候補が出てきます。
人気の高いカナダやニュージーランドの比較的費用の安い、公立高校を選んだ場合、最低でも300万円はかかるといったお見積りをお受け取りになっているのではないでしょうか。
でも、アメリカの高校交換留学なら、もっとずっとリーズナブルに高校留学をすることが可能なんです。ご注意いただきたい点として、交換留学は1年のみ、アメリカの高校卒業目的での留学は不可です(私立の高校は可能ですが費用が非常に高額です)。また、ご参加いただくにはそれまでの成績(中学校、および高校入学後のそれまでの成績)が良いものであること、さらに英語力も必要です。
その代わり、大きなメリットとして基本、現地アメリカでの留学費用が無料です。学校費用はアメリカ、という国の負担、滞在費(食費含む)は善意のボランティアホームステイです。
努力が必要ですが、得られるメリットは大きいですよね。その他、留学先を選ぶことはできない、などの条件もあります。ですが、本来高額である高校留学をリーズナブルに、しかもアメリカで過ごせるのは、一番多感な高校生にとって何よりのメリットになると思いますよ。
必要となるのはアメリカ指定都市までの往復航空券、それから海外旅行(留学)傷害保険費用と留学エージェントの手続き代行手数料および高校留学サポート費用のみです。
留学ランドで紹介をさせていただいております留学エージェントはアメリカ交換留学のエキスパートです。是非以下より一度、お問合せ、またはカウンセリングのご予約をいただければと思います。
アメリカのコミカレ留学のメリットとは?
アメリカのコミカレ留学のメリット、それは何より大学への編入が可能であることでしょう。アメリカの大学、1年次および2年次で学ぶべき科目をコミカレで学び、その後4年制大学の3年次に編入、合計4年間でアメリカの大学卒業資格を得られます。
なぜあえてコミカレ?大学に最初から入学すればそのまま4年間で卒業なのでは?という疑問が出てきますよね。ここでまたアメリカのコミカレ進学ならではのメリットが出てきます。
その1、入学基準がぐっと楽になります。アメリカの4年制大学に、日本の高校を卒業してすぐ出願しようとしても、語学力その他の壁が立ちはだかります。
具体的には、TOEFLiBTというアカデミックな英語テストで80以上のスコアを取得すること(全く同じ、とは言いませんが英検1級レベルです)、それからSAT、またはACTという英語で科目受験をして、高いスコアを得なければなりません。
ところが、コミカレの場合、求められる英語力に関しては英語力不要とする学校がある他、その他には高校の卒業資格(場合によっては18歳以上であれば良い、ということも)のみで、出願が可能。大学出願に比べたら本当に楽、大きなメリットですよね。
もう1つは費用の問題。アメリカの4年制大学の学費はコミカレの学費の数倍します。コミカレでも、学費はUS$10,000はしますが…それでも4年制大学に比べれば本当にリーズナブル、この費用の大きな差がコミカレからの進学を選ぶ理由、もう1つのメリットになっています。
アメリカ大学進学とその費用については、別途ご案内をしておりますのでご一読いただければ幸いです。
アメリカの大学を選ぶメリットとは?
進学留学の最後、アメリカへの大学進学に関するメリット。これはアメリカ、というよりも日本の大学ではなく海外の大学へ進むメリットとも言えるのですが…アメリカの大学を卒業するのは、とにかく大変です。
メリットの話なのに大変さをアピールするのはどうか、と思われるかもしれませんが、その大変さ、厳しさこそがアメリカの大学へ進む、何よりのメリットになりうるのです。
日本の大学の講義は受け身、講義中に説明のある内容、それからボードに書かれることをメモするのが基本ですよね。そして学期末にテスト、その結果で単位が貰えるかどうかが決まります。
ところが、アメリカの大学ではそうはいきません。普段から講義中に突然、質問を受けたり、ディスカッションへの積極的な参加、科目によってはプレゼンテーションもあるでしょう。それらをこなしていかなければ単位を取得できません。
当然、英語の講義ですから、事前に分厚い教材を100ページくらい読み必要もあるでしょう。場合によってはそのレジュメを作成しなければならないかもしれません。結果、平日は睡眠時間が少なく、土日も場合によってはレポート漬け、という留学生も多くいます。
そんな厳しい環境をくぐり抜けて卒業できた人たちは、これからの国際化社会に求められる人材であり、これこそがアメリカ大学進学留学のメリットと言えます。
それでは最後に、アメリカ留学をした「その後」のメリットについてご案内します。
アメリカ留学、「その後のメリット」とは?
アメリカ留学を終えて帰国した後、どんなメリットがあるでしょうか。まず英語という言葉に抵抗がなくなり、道で外国人に英語で道を聞かれても対応ができるようになります、小さいことですが短期留学であっても考えられるメリットの一つです。
それからあなた自身の未来について、考える良い機会になるかもしれません。英語が話せるようになること、または英語の勉強により積極的になることで高校生であれば海外への進学を、大学生なら海外で働く可能性について考える良い機会になるのもメリットと言えますよね。
日本政府が国際化を目指し、あれこれ努力していますが、やはり実際に留学に出てみて、世界中から集まる留学生と、母国語ではない英語という言語でコミュニケーションを取ってみて初めて感じることは少なくありません。
知っておくべきアメリカ留学のデメリット
最後にアメリカ留学のデメリットを2つ、簡単に挙げておきます。まず1つ目のデメリットが、他の英語圏と比較して留学費用が高い点。ただこれはアメリカの3大都市(ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ)以外のリーズナブルな場所を選べば解決できます。
あともう1つのデメリットが、進学留学をした後の就職の難しさ。アメリカのコミカレ、または大学を卒業すると、OPT(Optional Practical Training)と呼ばれる就労許可が1年だけ出ますが、その後そのまま就職することは非常に厳しいようです。
一方、アメリカの大学を卒業し、その上1年間、アメリカの企業でOPTを修了していれば、日本にある上場企業や外資系企業には非常に魅力的な人材とも言えそうです。
いかがでしたでしょうか。アメリカへ留学する場合のメリットやデメリットについて説明しました。メリットについてはそうだったのか、と思っていただけることが多かったのではないかと思います。
もし、アメリカ留学についてご検討中の場合には上記メリット以外にも、あなたの目的に沿ったご案内が可能な留学ランドの無料カウンセリングに参加いただければと思います。