日本でも国際化が進む中、急増する「海外で英語を学びたい」というニーズに合わせて費用の安い留学先にフィリピン・セブ島が登場、海外の英語研修の場としてすっかり定着しました。
私が以前、留学エージェントとして働いていた頃、フィリピン・セブ島の学費を最初に見たときは本当に驚かされました。
英語を身につけるなら海外に行くのが早い、と言うのは簡単な一方、費用が高く手を出しづらかった海外留学。アメリカ・カナダやイギリス、オセアニアなど英語圏の語学学校での短期から数ヶ月、半年間の留学費用よりずっと安く、人気のフィリピン・セブ島ならマンツーマン英語レッスン、さらに学生寮滞在も可能です。
でもフィリピン・セブ島留学の安さは実際比較しないと分かりませんよね。
そこで元留学エージェントの私が、短期2週間~3ヶ月、半年の間、フィリピン・セブ島でおすすめの語学学校への留学費用と他の英語圏の費用を比較、それぞれのメリット、デメリットと一緒に紹介します。
フィリピン・セブ留学、期間別費用と授業・滞在方法の特徴
それでは、安い、格安と評判のフィリピン留学で、短期1週間から1ヶ月、長期半年までで実際にかかる留学費用を具体的に説明します。今回、フィリピン留学費用の比較で参照した語学学校はすべてフィリピン、セブ島にある語学学校を選びました。
フィリピン留学では、都市・地域ごとに特徴があります。首都マニラにも英語を学ぶための格安語学学校はありますが、留学先として治安に問題も。ある程度の英語力があれば良いですが、最初の海外、フィリピン英語留学ではおすすめできません。
比較的気候の良いバギオも、フィリピン留学の人気が高まる中、知名度が上がりました。ただ、バギオへはマニラから片道6時間も移動しなければなりません。英語力のない状態で、フィリピン到着後にいきなり長距離移動が必要となると、やはり初めての英語留学先としては厳しい場所。
その他フィリピンで英語を学べる場所として、クラーク(アメリカ空軍駐屯地だった場所)やダバオ(フィリピンで3番目に大きな都市、治安に不安有り)などもありますが、「フィリピン留学」のインターネット検索で飛び込んでくるイメージ、美しい海辺、典型的なマリンリゾート、これらはセブ島留学のことを指します。
治安も比較的良く活気溢れるセブシティや、ビーチリゾートとして人気の高いマクタン島にある複数の語学学校から、あなたの予算・費用にぴったりの留学先の学校を選べます。
セブシティは巨大ショッピングモールがいくつもあり、生活の不便はありません。また、マクタン島はホテルも多いリゾート地で退屈することがありません。
フィリピン・セブ島の語学学校は日本人が経営に携わる学校も多く、英語が本当に苦手な方や、最初の海外留学先として、また楽しく安全に学べる場所として、セブ島留学はおすすめです。
セブ島留学の短期1週間から1ヶ月、半年までの留学費用をご案内する前に、そもそもフィリピン留学がどのようなものか、特徴を紹介します。
マンツーマン英語レッスン、平日は朝から夜まで英語漬け
フィリピン・セブ島留学の最大の特徴、それが「マンツーマン英語レッスン」。このマンツーマン英語レッスンでは、あなたを担当するフィリピン人講師が文字通りマンツーマン、1対1で英語のレッスンをしてくれます。
他の英語圏の語学学校の基本的な英語レッスンの場合、少人数のグループレッスン。1クラス15名前後で、1人の担当講師が、それぞれの語学力レベルに合わせて普段の生活やニュース記事などについて英語レッスンを行い、クラスメート同士でテーマに沿って課題を話していきます。
でもフィリピン・セブ島でのマンツーマン英語レッスンなら、英語講師を独り占め。あなたが学びたい英語、たとえば発音矯正や、買い物やレストランでのオーダーは英語でどう言えば良いかなど、留学期間中に自由に英語を学べます。
もちろん、入学後に最初に行う英語テストであなたの英語力がしっかりチェックされるため、英語レッスンのテーマや文法、語彙力なども自分のレベルに合った勉強が可能。もしこのマンツーマン英語レッスンを他の英語圏、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアやニュージーランドで希望したら留学費用は大変な金額です。
フィリピン・セブ島の場合、フィリピン人講師に必要な費用が安く抑えられるので、破格の安い費用でマンツーマン英語レッスンが可能なのです。
マンツーマン英語レッスン以外にも、少人数制のグループレッスン、一日勉強した内容の予習復習なども時間割にきっちり入っているので、平日は英語漬け、という言葉がぴったりな英語留学が可能です。
人気の学生寮滞在、1日3食付でも費用が安いフィリピン留学
フィリピン・セブ島が英語を学ぶための研修先として人気の理由には、留学費用が安いという理由以外に、滞在方法が学生寮である点も。ホームステイだとどうしてもホストファミリーに気を遣う、またはホストファミリーとの関係がギクシャクしたらどうしよう、などの不安から、他の英語圏留学でも学生寮を希望する日本人留学生も少なくありません。
ただこの学生寮滞在、フィリピン・セブ島以外、他の英語圏の国々だと基本的に費用が高いんです。また早めに手続きしないと、夏休みや春休みの短期留学などはすぐに満室、ホームステイしか選べない場合もあります。
ところがフィリピン・セブ島の語学学校の場合、基本的に留学中の滞在方法が学生寮、しかも学内、または学校まで徒歩数分の学校がほとんど。個室から複数(2名~)相部屋など希望の部屋を選ぶことができます。
さらに嬉しいのが3食の食事付(学校によってはオプションです)。食べるものを買ってきて調理しなくても、3食きっちり提供されるのはフィリピン・セブ島留学ならではの特徴です。
ただし、フィリピン・セブ島留学での学生寮生活では注意点が2点あります。
ひとつは電気代。南国フィリピンですから、暑さが苦手な人(私も蒸し暑いのはダメ)はせめて就寝前にエアコン、クーラーを使いたいですが、これが高いんのです。
フィリピンの英語レッスン費用は安いのに、電気代は世界でもトップレベルに高いことから、エアコンを気にせずガンガン使うと、電気代の精算日(学校により月に1度だったり、退寮時の場合も)に大変なことになります。目安として、フィリピン・セブ島留学をした場合に必要な1ヶ月あたりの電気代は5,000円程度。暑がりなあなたは要注意です。
フィリピン・セブ島での学生寮生活のもう1つの注意点は食事の質。数年前までフィリピンの語学学校で提供されていた食事をインターネットで調べると分かりますが、ひどいものもありました。
今はセブ島にも日本人留学生が増え、食事の要望も増えたことから、語学学校での食事は大幅に改良されました。でも、やはり日本人は普段から美味しいものを食べているせいか、食事の質にこだわる方も。
決してまずくはないフィリピン・セブ島の学生寮での食事ですが、ずば抜けて美味しいものでもありません。あくまでフィリピン・セブ島の滞在理由は英語、語学力アップ。美味しいものを食べたい場合は、学校から出て、カフェやレストランを利用するのもおすすめです。
セブ島の1週間の学費とおすすめ語学学校の紹介
ここからフィリピン・セブ島の短期~長期の語学留学費用をご案内しますが、まずはセブ島留学の1週間の学費と、費用比較の対象にしたセブ島のおすすめ語学学校3校を紹介します。
紹介する3校は、どの学校もセブ島留学で人気の高い語学学校で、夏休み、春休み期間は学生寮の部屋が満室になる可能性も。以下で紹介する費用比較表をご覧いただき、フィリピン・セブ島留学費用の情報を収集、ぜひ一度、留学ランドに無料相談や費用のお見積りをお問い合わせください!
1週間のフィリピン・セブ島での留学に必要な費用
当サイト・留学ランドがおすすめするフィリピン・セブ島の語学学校が、CPILS(シピルス)、Philinter(フィリンター)、QQ English(キューキューイングリッシュ)の3校。この3校に1週間留学する場合に必要な学費・コース費用や学生寮への滞在費用をまとめたのが下記の表です。
学校名 | CPILS | Philinter | QQ English |
---|---|---|---|
入学金 | US$125(約14,000円) | 15,000円 | 15,000円 |
学費・コース費用 滞在費用 | US$685(約79,000円) | 80,550円 | 70,000円 |
往路空港 出迎費 | 約3,000円 | 約3,000円 | 無料(指定時間内) |
その他 | – | – | 送金手数料3,000円 |
合計 | 約96,000円 | 約98,550円 | 88,000円 |
フィリピン・セブ島の英語留学費用は、短期1週間の場合、おすすめ語学学校はどこも滞在費用を含めて10万円以内。特におすすめのQQ Englishは8万円台の費用で留学可能と、忙しい社会人の方でも1週間の休暇で、格安費用で参加できるのがフィリピン・セブ島の魅力です。
フィリピン・セブ島留学を選ぶ理由や目的により、おすすめの学校は他にもあります。あなたのご希望を留学ランドまでお知らせいただければ、おすすめの学校の紹介や費用見積もりも無料で承ります!
以下、このページでフィリピン・セブ島留学費用の比較対象としたおすすめ語学学校3校の特徴を紹介します。
フィリピン政府が認める、セブの老舗CPILS
フィリピン・セブ島のセブシティ中心部から少し離れた場所にある語学学校CPILS。
フィリピン・セブ島で英語力を伸ばしたい、フィリピンで語学力をアップしてから英語圏のワーキングホリデー(ワーホリ)や、海外大学進学を検討中の方にもおすすめの語学学校で、CPILSの特徴は何よりフィリピン人講師陣の質の高さ。
厳しい試験を経て採用された講師陣は、日々のトレーニングもあり、また実際に講師としてレッスンが始まると、参加した留学生からの評価もあるため、講師はみな1コマ1コマ大切に英語を教えてくれます。
またCPILSは留学生の国籍比率がまばらです。フィリピン・セブ島の英語留学で語学学校に行くと、学生のほとんどが日本人、または韓国人という場合も。一方、この学校は日本・韓国以外に台湾やロシア、ベトナム、カザフスタンなどからの留学生も受け入れています。
他にもCPILSはセブシティ最大のスポーツジムが学内施設にあり、英語のネイティブ講師(アメリカやイギリスなど)の人数がフィリピン・セブ島で最も多いなどの特徴もあります。
フィリピン政府、観光省に認定されている語学学校でもあり、安心のCPILS。なお、上記で紹介した1週間、短期留学費用は、2人部屋3食付、往路空港までの出迎えを含む費用です。
安いフィリピンでも格安、Philinter Education Center
フィリピンのリゾート地、マクタン島とセブ島をつなぐ橋のすぐそばにある語学学校Philinter Education Center(フィリンター)。学生の国籍比率が比較的まばらで、綺麗なドミトリー(学内寮)の評判も良い学校。ロケーションも、セブ・マクタン島のガイサノショッピングモールがすぐそばと生活しやすい留学環境です。
一般英語に加え、TOEICやIELTSの試験対策、さらにPhilinterでは職業英語コースも実施していて、ビジネスや医療、その他各業種の専門英語を学ぶことも可能です。
このページの留学費用見積りに含まれるIntensive Poser Speaking(IPS)コースは、平日1日あたりマンツーマン5時間レッスンに少人数グループレッスン2時間、特別科目グループレッスン2時間のコースで、十分英語漬けになれるプログラム。
また紹介する留学費用には、上記コース費用の他、ドミトリー(学内寮)3人部屋(平日3食、土日2食含む)、往路フィリピン・セブ島到着時の空港出迎え費用(800ペソ、約3,000円)を含みます。
セブシティ中心部に校舎を持つQQ English
フィリピン・セブに2つの校舎、ITパーク校とマクタン島・シーフロント校をもつ語学学校QQ English。おすすめはITパーク校で、セブシティでも外資系、IT企業が多く集まる地域にあります。治安が比較的良い上に、学校施設もとても綺麗で、旧ヨーロッパ風カフェをイメージしたカフェテリアは大変人気があります。
コースはスタンダードプラン、月曜~金曜日、1日6時間のマンツーマンレッスン+2時間のグループレッスン(+2時間のサービスグループレッスン)、滞在方法はシェアハウス4人部屋で1日3食付、往路到着時の空港送迎も含む料金を紹介します。
おすすめの3校の中で最も安い費用でフィリピン・セブ島留学が可能で、人気の語学学校です。
中学・高校生、大学生におすすめの4週間、約1ヶ月と注意点
短期留学でも今度は少し期間の長い4週間(約1ヶ月)のフィリピン、セブ島留学の場合に必要な費用をご案内します。なお、CPILSの費用はコースがスパルタ(1日マンツーマン5コマ、4人グループレッスン1コマ、8人グループレッスン2コマ、別途グループ2コマ)コース前提の費用です。
4週間、約1ヶ月の料金を比べてみた
学校名 | CPILS | Philinter | QQ English |
---|---|---|---|
入学金 | US$125(約14,000円) | 15,000円 | 15,000円 |
コース費 滞在費 | US$1,583(約182,000円) | 179,000円 | 174,900円 |
往路空港 出迎費 | 約3,000円 | 約3,000円 | 無料(指定時間内) |
その他 | – | – | 送金手数料3,000円 |
合計 | 約199,000円 | 約197,000円 | 192,900円 |
フィリピン、セブ島への短期留学で一番人気のある期間です。中学生や高校生の夏休み、それから大学生は夏だけでなく春休みにも短期留学・4週間、フィリピン・セブ島で勉強できるチャンス。
寒い日本ではなく、温暖なフィリピン・セブ島でのマンツーマン英語レッスンで、英語力アップを目指しましょう!また英語レッスンだけでなく、週末にはフィリピン、セブ島ならではのリゾート気分を格安な費用で1ヶ月から最大2ヶ月、思い切り楽しめます。
ただし、中学生のみなさんには注意点も。残念ながら、フィリピンへ中学生は単独で渡航できません。一方、語学学校CPILSは、夏休みに学校スタッフが日本から引率するジュニアプログラムを実施。小学校高学年、中学生、高校生が対象で、引率者が同行するのでもちろんフィリピン・セブ島へ渡航可能なおすすめのプログラムです。
ジュニアプログラムでもマンツーマン英語レッスンなので、優しいフィリピン人講師と楽しく英語を学びつつ、同世代の留学生と一緒にフィリピン・セブ島ならではのアクティビティを思いきり楽しめます!
短期1週間から4週間(約1ヶ月)、格安費用でマンツーマンレッスンによる集中レッスンで英語力が高まるフィリピン・セブ島留学は、英語が苦手でなかなか伸びずに困っている、また初めての海外留学で不安がある場合もおすすめの留学先です。
12週間、約3ヶ月留学のセブ島で学ぶにはいくら必要?
続いてぎりぎり短期留学の範囲、約3ヶ月・12週間のフィリピン留学に必要な費用を比較します。
12週間、約3ヶ月の留学に必要な金額
学校名 | CPILS | Philinter | QQ English |
---|---|---|---|
入学金 | US$125(約14,000円) | 15,000円 | 15,000円 |
コース費 滞在費 | US$4,748(約546,000円) | 537,000円 | 524,700円 |
往路空港 出迎費 | 約3,000円 | 約3,000円 | 無料(指定時間内) |
その他 | – | – | 送金手数料3,000円 |
合計 | 約563,000円 | 約555,000円 | 542,700円 |
12週間、約3ヶ月という期間は、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどの国で、留学前に学生ビザの申請をしなくても渡航できる最長期間です。
ですがフィリピン留学の場合、以下の3つが必要です。
- SSP
(特別就学許可証、いわゆる学生ビザです) - 観光ビザ
(フィリピンでの留学期間が30日以上の場合のみ) - ACR-I Card
(外国人登録証、フィリピンでの留学期間が59日以上の場合のみ)
フィリピンの学生ビザに関する詳細は、後ほど細かく説明しますね。最後に24週間、約半年のフィリピン留学に必要な費用を調べてみましょう。
24週間、約半年で必要なお金とその他の選択肢に関する情報
フィリピンに約半年、6ヶ月の長期留学をご検討されているあなたへ。
ご紹介してきたおすすめの語学学校、3校の24週間、約6ヶ月(半年)のフィリピン留学費用は以下となります。
24週間、約半年のフィリピン・セブ留学費用比較
学校名 | CPILS | Philinter | QQ English |
---|---|---|---|
入学金 | US$125(約14,000円) | 15,000円 | 15,000円 |
コース費 滞在費 | US$9,495(約1,090,000円) | 1,074,000円 | 1,049,400円 |
往路空港 出迎費 | 約3,000円 | 約3,000円 | 無料(指定時間内) |
その他 | – | – | 送金手数料3,000円 |
合計 | 約1,107,000円 | 約1,092,000円 | 1,067,400円 |
フィリピンで英語を学ぶための費用をご案内している途中ですが、世界の他の国での語学留学、24週間、約半年の留学費用を確認したことはありますか?
フィリピン・セブ留学の半年間の費用110万円前後に対し、カナダの場合、滞在する都市や語学学校・コースにもよりますが、約24週間・半年の留学費用は約130万円程度です。
フィリピン・セブ島の語学学校は基本がマンツーマン英語レッスンですが、カナダの語学学校では基本、グループレッスン。カナダ留学にマンツーマン英語レッスンは含まれませんが、フィリピン留学にないカナダ留学のメリットは学校から一歩、街に出たらネイティブ英語に触れられること。
語学はフィリピンで学び、費用を抑えてカナダやオーストラリア、ニュージーランドへのワーホリを目指す人も多くいらっしゃるのですが、その場合、フィリピンで学んだ英語と、英語圏のネイティブが話す英語との違いに悩まされることがあります。
フィリピンのマンツーマン英語レッスンでフィリピン人講師が話す英語は、分かりやすくゆっくり話してくれるのに対し、カナダのスーパー店員、レストランのスタッフはネイティブの容赦ないスピードの英語。
フィリピンで頑張って英語を勉強したのに、周りの人が何を言ってるいるかわからない、と落ち込んでしまい、モチベーションが落ち、ホームシックになることもあります。
24週間、約半年という期間は、語学留学の場合、どれくらい留学すれば話せるようになる?という質問の回答としてよく聞く期間でもあります。
何の証拠もない話ですが、半年間、フィリピンで毎日英語を、朝から夜までひたすら勉強していれば、英語が聞けて話せるようになるのでは、と私自身の留学経験から考えても、そう思います(あくまで主観です)。
半年間、格安費用でフィリピン留学中に真面目に英語を学べば、語学力は必ずあなたの身につくはずです。
楽しいアクティビティやおでかけの誘惑が多いフィリピン留学ですが、惑わされることなく集中して勉強を続けるようにしましょう。
フィリピン、セブ島にある語学学校の選び方、フィリピン・セブ留学の後にその他の国へワーホリや大学進学などをお考えなら、ぜひ一度、留学ランドで無料のカウンセリングにご参加ください。
資料請求も無料、その後のフィリピン・セブ島の語学学校への留学手続きに関しても無料です。
次に、フィリピンの学生ビザに関して少し勉強をしておきましょう。
海外留学に必要な学生ビザ、フィリピンのルールと必要な費用
フィリピンに語学留学をする場合に知っておかなければならないのがビザ(査証)。ビザとは「入国の審査をするのに参考とする」書類、です。
日本人がフィリピンに入国する場合、30日間まではビザが必要ありません。
30日以上のフィリピンへの語学留学になる場合は、観光ビザ(最初の申請で59日間まで滞在が許可されます)を取得することになります。
フィリピンでの留学を考えた場合に、1ヶ月過ぎて「もう少し長く勉強したい」と思ったらこの観光ビザを取得する必要があります。
あらかじめ、日本で申請も可能ですが、フィリピン渡航後にも申請ができるのは嬉しいですね。
観光ビザは以下の期間でそれぞれ、費用が必要。
フィリピン留学 期間別学生ビザ費用一覧
期間 | 必要な費用 | 総額費用 |
---|---|---|
05週間~08週間 | 3,140ペソ | 3,140ペソ |
09週間~12週間 | 4,410ペソ | 7,550ペソ |
13週間~16週間 | 2,440ペソ | 9,990ペソ |
17週間~20週間 | 2440ペソ | 12,430ペソ |
21週間~24週間 | 2440ペソ | 14,870ペソ |
上記の「滞在許可」のためのビザの他、「フィリピンで勉強することを許可するビザ、特別就学許可証」、SSP(Special Study Permit)がフィリピンに留学をするすべての学生に必須、そしてもうひとつ、ACR I-Card、外国人登録証があります。こちらはフィリピンに2ヶ月以上滞在する外国人が取得しなければなりません。
種類 | SSP申請費用 | ACR-I申請費用 |
---|---|---|
必要金額 | 6,500ペソ | 3,000ペソ |
このページで紹介している料金表の「ビザ費用」部分は期間に合わせて必要な費用が計上されています。
フィリピン滞在のためにビザ申請をする場合、残存有効期限が6ヶ月以上あるパスポートを所有していることが条件となります。
日本のパスポートは有効期限が1年を過ぎると更新が可能となります。
短期フィリピン・セブ留学のつもりだけど、もしかしたら延長するかも、と思っている、またはパスポートの有効期限が怪しい場合は予め出発前に更新しておきましょう。
フィリピンに滞在するための費用、それからフィリピンの学生ビザルールをご案内したところで、今度は学校での滞在方法、学生寮についてご案内していきます。
慎重に選ぶべき、学生寮の部屋タイプ
短期1週間から1ヶ月、3ヶ月、それから6ヶ月・約半年間のフィリピン・セブ島での語学留学に必要な学校費用をご確認いただきましたが、これらの費用は各語学学校の学生寮、相部屋滞在にて算出しています。ですが、費用が安いから、という理由で相部屋を選ぶ前に、知っておくべきフィリピン学生寮情報をご紹介しますね。
フィリピンは常夏の国、気温・湿度が高く蒸し暑いです。語学学校の中はエアコンのおかげで、快適に英語を学ぶことに集中できます。ですが、学生寮は別。エアコンを使う場合、別途、使用した分だけの電気の使用量を支払わなければなりません。すでにお話しましたが、この電気代に関する費用がフィリピンは想像以上に高額なんです。
フィリピンの電気代は東京やシンガポールより高く、また学生寮に備え付けてあるエアコンは日本の家庭の最新省エネエアコンとは違い、電気代がすごくかかります。
もしあなたが相部屋を選んだら、同じ部屋の学生と電気代を頭割りして支払います。留学生の中には寒がり・エアコン嫌いもいれば、余計な電気代を払いたくないからとエアコンを使いたくない、という人もいます。
あなたが暑がりだったら大変ですよ、同室の留学生を説得しなければエアコンは使えず、毎夜、じっとり湿度の高い熱帯夜が続くことになりますから。
暑さが苦手なら、滞在先の学生寮は個室にして、自分の希望にあわせてエアコンを利用できるようにしましょう。電気代のせいで留学費用が高くなっちゃった人もいますから(1ヶ月、フィリピンの語学学校に通ったことのある私がそうでした)。
フィリピンでの滞在先、部屋選びの注意点をお伝えしたところで、学校費用の外に必要となる費用について、調べていきましょう。
学費と滞在要以外にフィリピン留学はどんな費用が必要?
フィリピンへの語学留学には、上記でご案内をしてきた語学学校に支払う費用の他、4つ必要なものがあります。
- 留学先となる国・都市までの国際航空券
- 語学留学に参加するには必須となる海外旅行(留学)傷害保険
- フィリピン滞在中に使う生活費用
- 留学エージェントの手続き手数料
それぞれについて見ていくことにします、まずは国際航空券から。
賢いセブ島行き格安航空券の購入方法
日本から、フィリピン・セブ島へ向かう場合、成田空港、関西国際空港、それから中部国際空港それぞれから直行便が運行しており、渡航期間、時期によって必要な費用は異なります。
直行便はフィリピン航空、セブパシフィック航空およびバニアエアの3社。
格安航空券となるバニラエラはキャンペーンなどが出ていると驚くほどの値段が出ていたりもしますが、基本的には5万円~6万円の費用を見ておくべきでしょう。
その他、乗り継ぎ便でもセブへ向かうことができ、日本からだと韓国の仁川空港乗り継ぎ、または香港乗り継ぎが便利です。
一般的に乗継便の方が安いのですが、昨今、インターネットでどんどん格安航空券が出ているので、できる限り早めにフィリピン留学の具体的な日にちをきめて、キャンペーンなどをご利用いただくことで、留学費用を抑えられます。
航空券を購入する場合のポイントですが、語学学校に到着する日は土曜日または日曜日、また現地を出発するのも基本的に土曜日か日曜日になります(学校によります)。
必ず学校に、到着する曜日は何曜日で現地を何曜日に出発しなければならないか、確認しておきましょう。
航空券を賢く、最も費用を抑えて購入する最善の方法は、学校、コースを早めに選び、出発日を出来る限り早めに決めてしまうこと、ですね。
もう一点、これはフィリピン・セブ島から日本へ帰国する際のお話なのですが、空港施設使用料として850ペソを支払う必要があります。現金、またはクレジットカード(マスターカードのみ可)でのお支払いとなりますので、セブ島最後の夜に850ペソだけは残しておくよう、くれぐれもご注意ください。
海外旅行(留学)傷害保険は加入すべき
次は、海外旅行(留学)傷害保険について。こちらは私が留学エージェントをしていた頃からずっと、必ず加入されることを強くおすすめしていました。なにより語学学校や大学などその他機関に留学をする場合、保険に加入していなければ、学校コースへの参加が認めてもらえません。
クレジットカードについている保険でいい、という方もいらっしゃいますが、海外旅行(留学)傷害保険に加入しておけば、たとえば荷物の盗難にあった場合も保証されたり、24時間、日本語で何かあった場合に対応してもらえます。
また、万が一事故や病気になった場合、海外旅行(留学)傷害保険に加入しておけば、保険会社が指定する病院で現地の高額な治療費を支払わずに済みます。
(クレジットカードの保険は治療費を一度支払い、後日請求しなければならないこともあるので注意が必要です)
近年、こうした保証がクレジットカードの付帯保険でもカバーされるようになったものも増えてきていますが、必ず、内容の保証内容の確認、またもしクレジットカードの保険のみで渡航をお考えであれば英語の付保証明(保険内容が書かれた書面)を作成してもらい、フィリピン・セブ島にもっていきましょう。
海外旅行(留学)傷害保険へ加入する場合にはプラン、期間によって費用が大きくことなります。
フィリピン留学を決めたら、あなたの留学期間、1週間なのか1ヶ月、はたまた半年なのか、その期間を利用する留学エージェントにお伝えください。
フィリピンに旅立つための保険費用がだいたいどれくらい必要になるか、確認してもらえます。
フィリピンの留学生活に必要なお金とまとめ
フィリピン・セブ島に到着した後、語学学校でのクラス分けテストや、オリエンテーションが終わり、いよいよ英語レッスンが始まると、平日は朝から夜までひたすら語学勉強、食事はあらかじめ費用に含まれる(またはオプションで選んでいれば)3食の食事を、定期的に食べることができます。
でも、週末は語学学校で知り合ったクラスメイトと外出、遊びに行きたくなるのが人というもの。フィリピンで外食をする場合、どれくらい費用が必要になるのでしょうか。
フィリピン・セブ島留学なら必ず遊びに行くであろう大きなショッピングモール、アヤラモールのレストランのメニューを見てみましょう。
ちょっと小洒落たレストランを除くと…
ローストビーフサンドイッチが188ペソ、約480円。ホウレン草とリコッタチーズのラビオリ(トマトクリーム)が248ペソで約500円。主菜の肉、または魚が高くて400ペソ(約1,000円)。
それから飲み物がフレッシュジュースで98ペソ(約250円)に、ビールが安い、50ペソ(約130円)。そこまで高額ではないので、月に1度くらいは良いでしょうね。
ちなみに私も留学エージェントとして以前、1ヶ月のフィリピン・セブ留学を経験したことがあります。1ヶ月、格安費用で留学できるということでフィリピン・セブ島に行ったのですが、上記のように外食が安かったので、ほぼ毎日、レストランなどへ通っていた結果…
カナダに1ヶ月留学する場合と変わらないくらい、お金を使ってしまいました。
フィリピン滞在中、費用が「安い」といっても、くれぐれも浪費しないように注意しましょうね。
手続き代行手数料、無料!とはいえお見積りを
最後に、フィリピン留学で語学学校以外に必要な最後の費用、それが留学エージェントへの手続き代行費用です。
今やほとんどの留学エージェントが、語学留学に関して手続き代行手数料を無料としています。とはいえ、あなたがフィリピン・セブ島への留学、とくに短期留学をお考えの場合には必ず、お見積りを出してもらいましょう。
手続き代行費用無料、としていながら、同じ語学学校で見積りをとっても、留学費用の差が出ているはずです。その理由は語学学校のほとんどが費用をアメリカドルで算出しているため。
このアメリカドルを日本円に計算するときの換算レートが留学エージェントごとに違うんですね。大手留学エージェントなどの場合、例えばアメリカドルがUS$1≠¥100だった場合、独自レートとしてUS$1≠¥105、としているところがあったります
これは、外貨レートが常に変動するため、留学エージェントが損をしないように独自レートを使っているためです。5円くらい、と思うかもしれませんが、留学費用は安くはありません。
US$5,000の留学費用だった場合、5円x5,000ドル、¥25,000もの差が出ますのでご注意を。
ここまで、フィリピン・セブ島への留学費用のご案内に関してお付き合いいただき、本当にありがとうございました。フィリピン・セブ島で英語を勉強するのに必要となる費用が大体どのようなもので、またフィリピン留学ってどんなものか、などあなたのこれからのフィリピン留学プラン作成にお役に立てていれば光栄です。
あなたの南国フィリピン、リゾート地セブ島での格安英語留学が、実り多いものになることを、心よりお祈りいたしております。