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イギリス基本情報~首都や人口、現地の物価、祝祭日など

 イギリス(英国)基本情報

正式国名や首都・人口について

国名
イギリス(正式には、グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国)/The United Kingdom of Great Britain & Northern Ireland
首都
ロンドン
面積
24万4000平方キロメートル
人口
6644万人(2018年時点)
公用語
英語
主要都市
ロンドン、ブライトン、ケンブリッジ、オックスフォード、マンチェスター、エジンバラなど
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イギリスの歴史と文化~スコットランドとウェールズ、アイルランドを含む4つの地域

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「大英帝国」のイメージが大きい一方で、歴史を遡ればイギリスは侵略を受け続けた国でもあります。

イギリスは紀元前55年にローマ帝国に征服され、4世紀から10世紀にかけて、さまざまな北欧部族の進入を受けました。1066年、イングランドは対岸のフランス・ノルマンディ公ウイリアムの率いる2,000人ばかりの騎士団に征服された過去もあります。この征服によって統一政権が成立してからは1度も外敵の侵入を受けていません。

有名なイギリスとアイルランドの抗争は非常に古く、何度もアイルランドが植民地化されたものの、1922年に南部のカトリック系農業地域が武力抗争によってアイルランド自由国(後にアイルランド共和)として独立。

その後事態が二転三転し、イギリスは現在はスコットランドとウェールズ、アイルランドと4つの民族と4つの地域から成り立つ国となっています。イギリスの長い正式名称、The United Kingdom of Great Britain & Northern Ireland=「グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国」はこうした歴史に基づいてつけられた名前です。

それぞれが別々の国であり勢力争いを続けた時期も多かったせいか、イギリス国内には未だに地域への思い入れの強い人が多く、2014年にはスコットランド独立を求めた住民投票は記憶に新しいところではないでしょうか。

イギリスの政治

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英国は立憲君主制の国であり、エリザベス二世女王陛下を国家元首としています。またイギリスは世界最古の議会制民主主義の国でもあります。

イギリスの国家元首には、議会の召集・解散、法律の制定・公布、宣戦・講和、栄典の授与、文武官の任命など行政府の長としての権利が認められていますが、あくまで名目上で内閣の助言に従い行使されるにすぎません。

最高の権威はイギリスの議会(Parliament)が持ち、この議会が立法権を、司法権は裁判所が、行政権は政府に委ねられている点が英国の基本的な政治制度です。基本的には皇族と首相がいて議会がある日本の政治と似ていますが、内容をみるとイギリスの首相や内閣の権限は非常に強く、政党も二大政党であることから、アメリカに似ているとも言えます。

気候~日本・東京との比較

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イギリスは日本の北海道よりも北の北緯50~60度間に位置していますが、メキシコ湾からの暖流のおかげで意外と温暖な気候です。

とは言え東京と比較して寒いことは間違いなく、日照時間も日本とは大きく異なり、冬には十分な防寒着が必要です。夏のイギリスではサマータイムが実施されますが、それでも夜8~9時頃までは十分に明るいままの一方、冬には午後3時には日没となります。

イギリスへの観光・旅行でおすすめシーズンは色とりどりの花が一斉に咲き始める5~6月。6月はイギリスの国花であるバラが町中に溢れます。

イギリス国内の物価

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イギリスはヨーロッパの中でもスイスや北欧に次いで物価の高い国です。ロンドンの不動産価値も急激に上昇しており、長期留学をする場合のシェアアパート探しも一苦労。外食を続ければ留学費用は高額になりますが、スーパーマーケットなどを上手に活用して節約も可能です。

イギリス国内の交通

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イギリス国内の道路は、世界でも稀な左側通行で日本と同じです。一定期間住むならば車があると行動範囲が広がります。日本の免許証を持っていれば無試験でイギリスの運転免許を取得できます(日本の免許証は没収されるので、帰国後は日本の免許証に再度書き換えが必要)。

イギリスの首都ロンドン市内の交通では、日々の移動手段として地下鉄とバスを乗りこなすことが大切で、まずは「London Transport Map and Guide for Visitors」というマップを手に入れるのがおすすめ。ヒースロー空港、ヴィクトリア駅、ピカデリー駅のツーリスト・インフォメーションに常備しています。

使用言語は英語

イギリスでは英語、ウェールズ語(ウェールズ)、ゲール語(スコットland、北アイルランドの一部)が話されていますが、基本的には英語が使用言語。日本の義務教育で学ぶアメリカン・イングリッシュ(米語)と違い、イギリス英語の発音や単語、表現に最初は戸惑うかもしれません。ただ、アメリカ英語と比較して一語一語をクリアに発音してくれるので、人によってはイギリス英語の方が聞き取りやすいという人もいます。

不安な方は、イギリス映画やBBCのワールド・ニュースでイギリス英語を聞いてみるのがおすすめです。RP(Received Pronunciation:イギリスの伝統的な標準発音)は知っている英語と少し違うと思いますよ。

日本との時差

イギリスと日本の時差は9時間マイナスです。日本の夕方6時(18時)にロンドンは同日の朝9時を迎える計算になります。イギリスのサマータイムは3月の最終日曜日から10月の最終土曜日までの間で、サマータイム中はイギリスの時間が1時間早くなり、日本との時差は8時間となります。

イギリスの祝祭日

1月1日
元旦 New Year’s Day
イースターの直前の金曜日
グッド・フライデー  Good Friday
イースター直後の月曜日
イースター・マンデイ Easter Monday
5月の最初の月曜日
アーリー・メイ・バンク・ホリデー  Early May Bank Holiday
5月の最終月曜日
スプリング・バンク・ホリデー Spring Bank Holiday
8月の最終月曜日
サマー・バンク・ホリデー Summer Bank Holiday
12月25日
クリスマス Christmas Day
12月26日
ボクシング・デー Boxing Day

※2019年時点の情報。地方により祝日の種類・日にち・数は変わる。

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